代表的な目の病気
眼科
Ophthalmology
代表的な目の病気
眼科
一昔前は不治の病でしたが、最近では抗VEGFという薬があり
症例によっては劇的に改善するものもあります
最近iPS細胞がらみでこの病気の名前をニュースで聞かれたことがある方も多いとは思います。
この病気の名前は、3つの部分からできており、加齢(ご高齢の方)黄斑(網膜の中心部分/ここが病気になると見たいものが見えなくなる)変性(その部分が変性する/ここでは黄斑が変性することをさします)で、加齢黄斑変性なのですが、眼科にとっては悪性の病気です。
とはいうものの、命がなくなるわけではありません。眼科で悪性というのは急激に視力が低下し、回復しないという意味です。
一昔前は不治の病でしたが、最近では抗VEGF薬という目の中に直接注射する薬があり、症例によっては劇的に改善するものもありますが、不幸にも全く変化がない方もいます。
初期の症状としては、見えにくい、なんかぼやける、ゆがむなどがあります。片目になることはあまりないため、かなり進行した状態で発見されることも少なくありません。
見え方の違和感があれば、日ごろから片目ずつチェックする習慣を持ちましょう。
当院では黄斑の断層写真をとり、加齢黄斑変性がないかチェックできるOCTという機械があります。ご心配な方は一度ご相談ください。