ドックで引っかかったら
眼科
ドックで引っかかったら
眼科
当院の眼科スタッフは全員有資格者(ORT1名、OMA4名)です。医師、スタッフともに、患者さまの目の健康のために、一人一人ができる限りのことをしたいと思っております。
どんなささいなことでもお気軽にご質問、ご相談ください。
高眼圧
眼圧が高いイコール緑内障ではないですが、そのうちに緑内障になる可能性が眼圧の低い人より約3割程度高くなります。
緑内障になっていないか、半年に一回程度の眼圧、場合によっては視野検査の経過観察が必要です。
視力低下
眼鏡をかけてない視力はあまり基準とはなりません。
眼鏡をかけた視力が1.0を超えれば基本的には問題ありません。
ドックを受けだす40歳以上の年齢では視力低下は白内障が原因のことが多いですが、そのほかに黄斑疾患の可能性もあります。
【黄斑疾患】
黄斑円孔、黄斑前膜、加齢黄斑変性、網膜剥離など
白内障の疑い
人間ドックでの判定は基本的に写真で行います。
写真がピンボケだった時基本的にはカメラの技術というより白内障のことが多いです。
近年は眼底写真機も高性能のものが多く、自動でカメラのピントが合うので、カメラの技術によってピントが合わないということはほぼありません。
視神経乳頭陥凹拡大
(緑内障)
眼科医が緑内障かどうかを判別するには視神経を見ます。
視神経は網膜に走っている視神経繊維が多いと視神経の凹みが小さく、視神経繊維が少ないと凹みが大きくなり、視神経繊維が少ないということはその部分の視野が欠けている可能性が大きいということになります。視神経の凹みが大きいとき、すなわちヘリが薄い人は緑内障の疑いが大きいということになります。
黄斑前膜の疑い
眼底写真で網膜にしわが寄っている、変なきらきらする反射があるときは黄斑前膜を疑います。