代表的な目の病気
眼科
Ophthalmology
代表的な目の病気
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視神経乳頭陥凹拡大=緑内障疑い
緑内障と聞いて何を思いますか?緑内障イコール失明すると思われる方が多いのではないかと思います。
確かに緑内障は失明する病気です。ただ、早めに見つけてしっかり治療することで失明が防げる病気でもあります。
人間ドックなどで視神経乳頭陥凹拡大という、やたらと長い、ちょっとした呪文みたいな記載を見たことがある方もいらっしゃるかと思います。これは言い換えればあなたは緑内障疑いですよということです。
視神経陥凹が大きい方の10人中30代では1人、40代では2人、50代では3人程度に緑内障があります。(年齢が高くなればなるほどパーセンテージが上がっていきます)そのため、視神経乳頭陥凹拡大と言われたら視野検査をし、現時点で緑内障かどうか判定します。
視野に欠けが出てきていれば眼圧を下げる点眼が始まります。また、視野がかけがなくても、半年から1年ごとに視野検査をし、そのうちに視野に欠けが出れば点眼が開始となります。
近視が強い方、視神経が生まれつき小さい方は緑内障があるかどうかの判定が難しいことが多いです。