妊娠糖尿病
糖尿病内科
妊娠糖尿病
糖尿病内科
食事療法を行いながらしっかりと
血糖値の管理を行っていくことが重要です
妊娠糖尿病とは元々糖尿病でない方が妊娠中にのみ血糖値が上がった状態をさします。
妊娠中に血糖値が高いままにしておくと「巨大児」や「新生児低血糖」など赤ちゃんに問題が生じたり、お母さんに対しては「流産・早産・帝王切開」などにつながったりするため、食事療法を行いながらしっかりと血糖値の管理を行っていくことが重要です。
当院在籍の2名の管理栄養士が、随時食事相談を行っております。
妊娠糖尿病はどのように
診断されるのでしょうか?
75g糖負荷試験において下記の基準の1点以上を満たした場合に妊娠糖尿病と診断されます。
当院では、主に加古川中央市民病院産婦人科および糖尿病代謝内科と連携をとり、
妊娠糖尿病患者さんの診療を行っております。
院長 楯谷 三四郎は、2015年~2020年4月末までの加古川中央市民病院糖尿病代謝内科在職中に妊娠前~妊娠中~産後から次の妊娠に至るまでの妊娠糖尿病・糖尿病合併患者さんを年間約100人の診療を行ってまいりました1),2)。
今後も引き続き日本糖尿病・妊娠学会会員として周産期の糖尿病・内分泌疾患の患者さんを、主に加古川中央市民病院産婦人科および糖尿病代謝内科と連携をとり、診療を行ってまいります。
【引用文献】
1)当院における妊娠糖尿病患者の特徴と, 産後の経過について
中村恭葉1, 高山舞奈1, 松尾綾子1, 西田裕美子1, 畠山朝美1, 志水晃介1, 高山宗賢2, 浜口哲矢2, 楯谷三四郎2 加古川中央市民病院, 1診療支援部栄養管理室, 2診療部糖尿病・代謝内科 日本病態栄養学会誌 20(suppl): S-178-S-178, 2017.
2)高度肥満を伴う妊娠糖尿病患者に対して分割食の指導を行い極端な食事制限に陥った一例
大岩優1, 中村恭葉1, 高山舞奈1, 西井穗1, 西山かすみ1, 井上未夕1, 播悠介2, 楯谷三四郎2 1加古川中央市民病院 栄養管理室, 2糖尿病・代謝内科 日本病態栄養学会誌 22(suppl): S54-S54, 2019.
当院では新型コロナ感染症の拡大を受けて出された日本糖尿病・妊娠学会の
ガイドラインに則った治療を受けていただくことができます。
大きな病院を受診することに不安を感じる方は是非お越しください。
妊娠中の糖代謝異常のスクリーニング
~COVID-19
パンデミック対応~
参考文献: ・RCOG(英国): Guidance for maternal medicine in the evolving COVID-19 pandemic ・CDA,SOGC(カナダ):Temporary alternative screening strategy for GDM screening during the COVID-19 pandemic ・ADIPS(豪州):Diagnostic testing for GDM during the COVID 19 pandemic: Antenatal and postnatal testing advice |
引用:日本糖尿病・妊娠学会 |